The Three Little Pigs (Paul Galdone Nursery Classic)

著者 : PaulGaldone Joanna C.Galdone

• Clarion Books (2011年3月21日発売)

感想・レビュー・書評

[Chizuru さんの感想 · 2021年3月11日]

最後、豚が狼たべてびびりました。

[らじヲさんの感想 · 2019年9月22日]

日本でも多くの人が知っている『三匹のこぶた』の英語の絵本で忖度なし！
自然界は喰うか喰われるかの厳しい世界なのですね。

自分が読んだ日本語版ではコブタちゃんたちは下の兄弟のお家に逃げて三匹とも助かっていたのに、この本では最初から上の二匹がオオカミさんにサクっと食べられてしまう。

オオカミさんは最後に生きたまま釜茹でにされて末っ子のジビエな夕飯にされてしまう。
この末っ子が常に穏やかな笑みを浮かべながらガンガン攻めていて、末っ子の恐ろしさを感じました。

文化的相違も感じました。
オオカミさんがブタさんをカブで釣るんだけど、ブタさんってカブが好きなの？
日本の感覚では穀物を食べるにしてもピンポイントでカブって感じじゃないよねぇ…。

"Not by the hair of my chinny chin chin"
とか、物語らしい韻を踏んだことば遊びがあって、それも面白かったです。