Voices in the Park

著者 :
  • Corgi
4.20
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本棚登録 : 8
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・洋書 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9780552545648

感想・レビュー・書評

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  • 登場人物はゴリラの親子2組。公園という1つの場所にいる4人それぞれの視点から見た光景には、同じ場に居ながらも全く違う光景が映ります。外套から花が咲いたり、木の葉が炎と化していたり、子供の影が母親の影に変わっていたり…。
    何の変哲もない公園の1ページもそれぞれの視点を通すと心情風景となり、子供らしいファンタジー要素のある景色や逆に抑圧された心を表現した光景、怒りっぽい母親への皮肉も感じる描写など、細かな絵の仕掛けが盛り込まれています。全ページに仕掛けが隠されているため、ついストーリー以上にネタ探しに没頭。繰り返し楽しめます。
    親子で仕掛け探しをしながら読み進めるのも良いかもしれません。

  • YL: 1.2
    語数: 541

    「こうえんで...4つのお話」として翻訳されました

    2組の親子が登場します

    1と組目は母と息子(チャールズ)
    もう一方は父と娘(スマッジ)です

    この二組は知り合いではありませんが、それぞれが犬を連れて公園に来ます

    2ひきの犬は遊びだし、子供たちは知り合いになって遊びます

    最後にそれぞれ親に連れられて帰るというお話です

    これだけ読むと「は?それだけ?」と言いたくなると思いますが、これは4方からの視点で書かれています

    母親
    父親
    息子


    それぞれの視点で書かれており、字体も変えて、それぞれの考え方や行動が書かれています

    「真実は一つではない」
    「多角的に見なくていけない」

    ということがよくわかるお話です

  • 著者の大ファンになりました。

    氏の絵から、文章にはされていない登場人物の心情がうかがえます。
    少年が少女に会ったことで、どんより曇っていた空が、徐々に明るくなって、枯れ木に花も咲いていくところがいいですね。
    少女に花を渡しているシーンなんかグッときます。

  • 読み始めは「ん?」と思ったけど、全部読むとなるほどって感じ。

    Picture Corgi Book by Anthony Browne
    YL 0.8
    語数 549

  • 絵本て時々不思議ですね。絵の中心より脇側に注目したい本。

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