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- Amazon.co.jp ・本 (374ページ)
- / ISBN・EAN: 8601404250163
感想・レビュー・書評
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読みやすかった。1980年台の本だがGMなどの具体例も挙げて20年経っても通用する内容だと追記インタビューで紹介されている。製造業以外にもサービス、コンサル、病院、教育でも応用例が挙げられている。大企業ほど複雑性が増して利益に反したマネージメントを取りがちで、その点を見直す論点に評価が得られているのか。小説テイストはちょっとB級感あるが、改善への取り組みはかなり具体的。欧米にしては会議が多い印象だが、思考プロセスが重要。日本の製造業にも当てはまるのか、それとも設備投資の時点でタクトを含めた工程設計に取り組み、その後も改善を継続する文化なので、すでに同様の取り組みをしているのか。逆に海外では現場でそういった取り組みはしてなかったのか。ボトルネックを見つけることが重要で改善はそこから始まるが、小説のケースでは複合加工機と熱処理の工程。小説での具体的な製品は明かされていないが、鋳造はなく、機械加工と組立て、熱処理で完成する謎の金属製品を製造している。
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