Enola Holmes: The Case of the Missing Marquess (An Enola Holmes Mystery)
- Philomel Books (2020年8月4日発売)
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感想 : 1件
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- Amazon.co.jp ・洋書 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9780593350539
感想・レビュー・書評
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Audible。 ナレーターはKatherine Kellgren。
最近映像化で話題の、「シャーロック・ホームズの妹」もの。
洋書ファンクラブでも高評価だったので、短いわりに安くないので迷ったけど購入。
なかなか面白かった。自由を愛し、他者への共感を忘れず、時代の影響もあって自分の力にまだ十分気づいていないけれど事件を解決していくヒロインがまず魅力的。ホームズがやたらと恋愛にうつつを抜かしたり、ワトソンがいくらなんでも間抜けすぎたりするパスティーシュは苦手なのだけど、それも今のところなし。
客演のmarquessのキャラも良いし、現代に書かれたヴィクトリア朝ものらしい、ロンドンの貧困層のびっくりするような生活の描写も痛ましいながらも興味深い。
YAが嫌いでなければ楽しい作品だと思います。
★3.5くらい。続きも読みたいです。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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