Where the Crawdads Sing (Movie Tie-In)
- G.P. Putnam's Sons (2022年6月28日発売)
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- Amazon.co.jp ・洋書 (480ページ)
- / ISBN・EAN: 9780593540350
感想・レビュー・書評
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暴力的な父親から家族が逃げてしまい、たった一人残った主人公の少女が、極貧であるため地元からひどい差別を受けながらも、読み書きを教えてもらい、独学で沼地の動植物に詳しくなり、これをまとめた本を出版し、野の研究者として有名になっていく。やがて読み書きを教えてもらったが一時大学に進学したため主人公との関係を絶ってしまったが寄りを戻した男と夫妻となり同じ家で寿命をまっとうする。その間、差別ゆえの殺人容疑をかけられ、これを法定で競わなければならないが、少数の協力者に助けられ、無罪を勝ち取る。
これほど孤独に耐え、差別に耐え、ひとりでぼろぼろの家で極貧生活に耐える姿は痛々しい。アメリカでも少しはずれた人間に対する村八分の扱いは日本以上に凄まじいかもしれない。
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