Olivia Saves the Circus

著者 :
  • Atheneum Books for Young Readers
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本棚登録 : 42
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・洋書 (44ページ)
  • / ISBN・EAN: 9780689829543

感想・レビュー・書評

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  • 今回はOliviaは学校で休暇にしたことをスピーチすることに。そのためか、部屋中とっ散らかしてアクセサリーなどを選び、ちょっとおめかしして登校する。

    (Oliviaの部屋には、憧れの人なのか、エレノア・ルーズヴェルトの有名なモノクロ写真がかかっている)

    さて、Oliviaは聴衆の前に出ると"花開く"(この、blossomという表現が本作では効いている)

    何を話し始めるのかと思ったら、お母さんにサーカスに連れて行ってもらったという話。が、耳の感染症で団員たちはいない。

    そこで彼女は代役で象使いになり、ライオンの調教師になり、綱渡り芸人、ジャグラーなどになり、空中ブランコまでこなし、トランポリンの女王として活躍。

    「こうして私はサーカスを救いました。今やわたしは有名人です」

    というでっちあげのスピーチをしてしまう。先生に問い詰められても事実と言い張る。

    さて家に帰ってから。お母さんが「学校はどうだった?」と訊くのに対し、「よかった」と適当な返事をする。
    「何をしたの?」とお母さん。
    「何も」とOlivia。

    ほんとに子どもをよく見ていると思った。というか、きっとOliviaにはモデルがいるのだろう。あまりにリアルすぎるから。子どもはほとんと嘘をついているという実感は(一方でわかっていながらも)なく、すぐに何にでもなりきってしまう。それが特に大人たちによって結果的に「嘘」と呼ばれる。そして親などからここを執拗に追及されると、人格が歪んでいく(笑)
    ここでは真偽ではなく、別の論理が必要だ。

    Oliviaの母は、娘をそれほど理解してはいない。教師もしかり。まあ、現実はそんなものだろうし、それでいいのかもしれない。逆に、あまりに物分かりの良い親や教師というのは、それはそれで気味が悪い。
    本書が代わりに、Oliviaが誰にも邪魔されずに夢想できる聖域を確保している。

    著者の、自身の母親への献辞にちょっと笑ってしまった。
    「いつも、良かれ悪しかれ、わたしを励ましてくれた母へ」

  • オリヴィアの部屋のポスターって、ダイアナ・ヴリーランド?

    オリヴィアは作者の分身なのかな。生き生きしていて楽しい。

  • いまいち

  • 理解しやすい文章で書いてある。
    絵本だけどオシャレなイラストブックみたいな印象を受ける。

    ウィットに富んだ訳文を考えられたら素敵なんだろう…とは思うが、
    英語のまま読むのが目的なので、そのまま受け取ることにする。

  • サーカスでオリビア大活躍。弟たちにパンケーキ焼いてあげるオリビア優しい

  •  S太朗4歳10ヶ月で読んだ本。大好きなオリビアの本だけあって、終始笑顔でした。

  • オリビアちゃん、想像の世界でなんでもできちゃいます。

  • おませな子ぶたちゃん、オリビアがホリデーでの出来事を学校で話すんですが…

    「サーカス団が、病気になっちゃって…だから私、サーカスを助けたの!」

    なんて話出すから(爆

    今回も可愛かったです☆

  • 11/3
    オリビアシリーズ
    サーカス団で大活躍・・・うそかまことか。

  • 1冊目の方が個人的には好きだけど、サーカスやってるOLIVIAが、これまたかわいいです♡

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