The Last Holiday Concert

著者 :
  • Atheneum Books for Young Readers
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本棚登録 : 13
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・洋書 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9780689845253

感想・レビュー・書評

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    http://yukaffe.blog27.fc2.com/blog-entry-928.html

  • ○あらすじ
    六年生のHartは、学校一の人気者。
    ある日、大嫌いな合唱の練習中に彼がふざけて飛ばした輪ゴムが
    先生の首に当ってしまったことから、
    先生に「次のコンサートは自分たちでどうにかしなさい!」と言われてしまいます。
    仕方なく、多数決でリーダーを決めることにしたメンバーたち…。
    その結果選ばれたのは、なんと合唱嫌いのHart自身で…。
    (あらすじは参考程度でお願いします。)

    ☆感想☆
    ↑下手なあらすじですみません;

    いつも読もうと思いつつ、なぜか手をつけずにいた本なんですが、
    すごく良かったです♪
    こんな良い本が積読本の山にずっと埋もれていたなんて…

    ストーリーは、
    人気者の男の子 vs まだまだ新米の音楽教師…って感じでしょうかw

    特に頭が良い訳でも、外見が格好良い訳でも、
    決してスポーツが得意な訳でもないけれど、なぜか人気者なHart Evans。
    いたずらをしても、根は良い子なので、
    先生達もいつも大目に見てくれる…それを彼自身も十分分かっていたりする男の子です。
    ある日、つまらない合唱の練習を少し楽しくしようと飛ばした輪ゴムが、
    誤って先生のMr. Meinertの首に当ってしまい、彼を激怒させてしまったHart…。
    実は、学校の経費削減(?)によって、
    今学期限りで学校を辞めなければならず、色々と悩みを抱えていたMr. Meinertは、
    この事件をきっかけに、言うことを聞かない子供たちを困らせてやろうと
    次のコンサートを全て子供たち自身でやらせることに決めます。

    合唱嫌いなHartがリーダーに選ばれ、
    最初はHartが自分のしたことを後悔して、すぐ彼に泣きついてくるだろう…
    と思っていたMr. Meinertでしたが、意外にもHartはメンバーをまとめ、
    自分たちでアイデアを出し合い、Mr. Meinertの挑戦を受けていきます。

    コンサートへの道のりは順調に思えたHartでしたが、
    皆のバラバラのアイデアを一つに絞って、皆をまとめていくのは
    簡単なことではありません。
    とうとうメンバー内から非難の声が上がり、
    せっかくまとまっていた合唱隊はバラバラになってしまいます…。
    もちろん、そこで登場するのはMr. Meinertなわけなんですが(爆

    人気者なのとリーダーシップがあるのとは、全く違う別物なんですよね。
    読みながら自分の学生時代のことを色々と思い出しました;

    読み始めた時は、
    人気者の男の子と感情的でちょっと子供っぽい音楽の先生に
    読み進められるか心配になりましたが、
    Hartは賢いし、観察力もあるし、実はすごく素直だし、
    Mr. Meinertも事実をきちんと認められて、
    良いところは良いと言える人って言ったら良いかな?
    二人の正直な姿や先生と児童っていうよりも、
    一緒にコンサートを作り上げるメンバー同士みたいな関係がすごく良かったです。
    皆のコンサートのシーンは、涙してしまいました :*(

    読んで良かった!
    そう思える作品です☆

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