Writing Secure Code for Windows Vista® (Pro - Step by Step Developer)
- Microsoft Press (2007年4月14日発売)
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感想 : 1件
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- Amazon.co.jp ・洋書 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9780735623934
感想・レビュー・書評
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難しい内容なのだが、楽しんで読めた。(2週間で読み切ったので、やっぱり楽しんで読んでいたのだと思う)
以前、Winnyの作者に有罪判決が出たときに「××さんは悪くない。バグだらけのWindowsを作ったビル・ゲイツこそ有罪だ!」みたいな、変な逆ギレの日記を書いている人をよく見かけた。まったくなんの意味もない、感情的な(脊髄反射的な?)妄言でしかない。セキュリティについてちゃんと知っていたら、そんなこと言えるはずもないのだが。
先日、「Winnyの技術」を読んだのだが、Winnyのセキュリティの弱さには本当にげんなりする。(そんなものと比べるのは意味ないが)Windows Vistaのセキュリティの取り組みは本当にすごいと、この本を読んで思った。
確かに、Windows XP SP2でも、ぱっと見は"good enough"なんであるが、中のしくみまで見ていくと、VistaというOSを出した意味は大きいと思う。
・・・というわけでいい本だったんだが、やっぱり「紹介記事」的な本だとも思う。CardSpaceのところとか、もっと突っ込んで書いてほしかったな。なので星4つ。まぁ、「この本をきっかけにもっと勉強してください」ということなのだろう。・・・そうします。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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