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- Amazon.co.jp ・洋書 (368ページ)
- / ISBN・EAN: 9780743275033
感想・レビュー・書評
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主人公は時速7.5マイルが移動最高速度(車椅子)の四肢障害者であるにもかかわらず、小説のほうは相変わらずスピード感あふれる描写に展開。いいね、いいね。
前作の最後に誘い水のように入れられた登場人物を使った次の事件は登場せず、死を願ってばかりだったRhymeはもう1年近くSachsと働いている。
今回はプロの殺し屋Coffin Dancerが相手。大物武器商人に証拠隠滅のため3人の証人の消去を依頼された彼に対し、最初の証人であるパイロットを飛行機爆破で殺されてしまったため、残りの2人を守るべくRhymeたちが動き始める。
RhymeにはこのCoffin Dancerに、犯行現場に仕掛けられたトラップ爆弾で部下を殺された過去がある。もう2度と苦汁をなめさせられるものかと今回のRhymeはらしくないくらいに熱くなっている。
残った2人の証人は殺されたパイロットの妻であり、本人も大変優秀なパイロットであるPerceyと同僚のBrit。破産間際の自社の存亡を賭けての契約履行のため、証人保護のために隔離されることを拒否する(保証ってないんだね)。そしてRhymeチームは大切な一員を喪う。
今回の反則技は下請け!まいりました。LincolnとAmerila(相変わらず、ファーストネームを呼ばれるのをお互い嫌っている)の関係にも変化が。うーん、面白いシリーズである。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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