The Mammoth Book of the World's Greatest Chess Games
- Running Press (2010年10月12日発売)
- Amazon.co.jp ・洋書 (704ページ)
- / ISBN・EAN: 9780762439959
感想・レビュー・書評
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多くの著作があるイギリス人棋士による名局集。1834年~2010年までの厳選された名局125試合が収録されている。初級者の段階では勉強すると言うよりは純粋に名局を鑑賞する感じ。
多くのラインと共に解説が書かれており、そのあとで「これでよし/だめ」と言われても初級者にはなぜ良いのか、なぜ悪いのかわかりにくい時もある。また多くの局面図が掲載されているが、挿入位置が不自然なときがあるように思う(必要ないところにあって、必要ないところにない時が多々ある)。それぞれのゲームの終わりにこの「このゲームから学べること」が(少し抽象的な書き方ではあるが)箇条書きで3つほど書かれている。
中級者・上級者になると得るものが多くあるだろうが、初級者の段階では名局中の名局よりもチェルネフの「いちばん学べる名局集」などのようなInstructiveな棋譜集を読むのが良いように思う。
若干ネガティブな書評になってしまったが、多少瑕疵があっても良い本であることに変わりはなく、この値段でこのボリュームはお買い得。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
まずはこの本のボリュームとそれに対する値段に驚かされた。125ゲーム700ページで1000円強、この値段設定は日本では考えられない。この本は有名な対局や学ぶべきことが多い対局などに絞っており、解説も充実している。さらに人物紹介もあり、チェス友達にドヤ顔でしゃべれること間違いなしだ。また人物ごとにゲームを追ったり、OPごとに追う事もできる。
好みが分かれる事だが解説時の文章が少なめでチェス語(棋譜)で書かれることが多い。解説は簡素なものから長いものまで。特に長いものだと直線で15手、枝葉に分かれて100手近い物もある。
完璧主義なんだけどめんどくさがりという中途半端な私が全部読めるかはまだわからない。いっそ割り切って、特定のものだけ追うくらいの方が良いかも知れない。 -
最初の版は全部並べました
新しいのが出たので購入
なかなか並べる暇なし