Lady Cottington's Pressed Fairy Letters

著者 : BrianFroud AriBerk Ph.D.

• Harry N. Abrams (2005年10月1日発売)

感想・レビュー・書評

[ソマリさんの感想 · 2017年9月26日]

『ラビリンス／魔王の迷宮』や『ダーククリスタル』のブライアン・フラウドの絵本。
元々英語は苦手な上に筆記体が多いので、内容はいつか…と後回しにしてまずはビジュアルを堪能。

妖精を捕まえて押し花に…という内容だったので、
それはどうなんだろうと購入前は迷ったけれど、
ネットで見かけたサンプルページが忘れられなくてお買い上げ。
結果、良かった、購入して！となった。

この絵本のコンセプトはレディ・コッティントンの手紙のスクラップブック。
ページをめくると、封筒に手紙や写真、カードなどが収められていて、
差出人の主ごとに筆跡やインクの色などが違っていたりする。
そしてそれらの封書ないし、カードなどの周囲は、ブライアン・フラウドのどこかひょうきんな表情の妖精たちやコラージュなどで彩られている。
イラストもページデザインも楽しく美しい素敵な絵本。