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- Amazon.co.jp ・洋書
- / ISBN・EAN: 9780812422061
感想・レビュー・書評
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1948年刊。
冬が到来し、林が分厚い雪に覆われるまでをていねいに描いたとても美しい絵本。
雁の群れが各ページを渡っていく中、さまざまな動物たちが冬にむけて餌を蓄えたり、たくさん食べたりして準備を始める。その様子が、かなり具体的に描かれる。
なかには、雪が平気な動物たちもいる。
しかしともかく、雪に覆われた林には餌がなくなる。それは確かだ。
本作には2人だけ人間も登場。人間が脇役にすぎないところがいい。どちらも年老いた男と女。
男が雪かきをしている間に、女は冬の動物たちのために、種やナッツなどを撒いてくれる。
林からやってきたいろんな哺乳類や鳥たちが並んで仲良く餌を食べている絵がなんともほほえましい。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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