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- Amazon.co.jp ・洋書
- / ISBN・EAN: 9780833564702
感想・レビュー・書評
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学校の昼休み、親友の飲んでいた牛乳パックを見たJanie Johnsonは、その場で凍りつく。
パックに印刷されていたのは、行方不明の小さな女の子の写真。12年前に、ニュージャージー州のショッピングセンターから連れ去られたのだ。
その女の子の着ている水玉模様のブラウスは、昔、Janieが着ていたものだった。そしてその瞬間から、今まで全く覚えていなかった記憶が、断片的に浮んでくるようになる。
自分は3歳の時に誘拐されたのか? 優しい両親が、本当は小さな子どもを誘拐した犯罪者なのだろうか?
疑うことさえなかった自分の人生が根底から覆される恐怖、両親への愛と疑惑、自分自身への疑惑と悔恨に
追い詰められていくJanieの心の描写が、すごく良かった。
幼なじみとの恋も交えながらで、底の底まで沈み込んだと思ったらふと浮上して、そしてまた突き落とされる感じに、すごくハラハラしながら読んだ。
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