NY郊外に住むFinch一家は、突然教会の難民支援プログラムでアフリカから移住してきた家族4人と同居することになる。空港に迎えに行ったFinch一家が目にしたものは、自分たちの子供を全く気にもとめない夫婦、両親と異なるブリティッシュ訛りの英語を流暢に話す息子、そして内戦で言葉と光を失った娘。そこに予定外の5人目が加わり、、、。
徐々に明らかになる難民家族の実態や第5の難民の存在が興味をそそり、次が読みたくなる。英語もさほど難しくないので初級としてはいいのでは。
随所にみられる「困っている人を助ける」「前向き・ポジティブに物事を捉える」といったアメリカ人・クリスチャンのマインドセットもいい味をだしている。