The Hunger Games

著者 :
  • Scholastic
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本棚登録 : 16
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・洋書 (448ページ)
  • / ISBN・EAN: 9781407109084

感想・レビュー・書評

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  • 分厚いからてっきり話もなかない進まないのかと思いきや、WOW。文章だけで躍動感が伝わってくる。
    小さい頃からこの本は人気だったけど、当時はまだ英語が十分でなかったために断念した。今こうして大人になって、帰国してもサラサラ読める自分に感心した。英語の本が、初めて面白いと感じた一冊だった。

  • すいすい読める。Capitolこわいよ。映画みました。

  • 未来のアメリカ。国全体は12の地区にわけられ、それぞれの地区から少年少女が一人ずつ召集され、24人は最後の一人になるまで戦いをさせられる。そして生き残ったものだけが故郷へ戻れる。

    ハンガーゲーム、という名前の通り、
    その戦いはテレビショーとなり、
    トレーニングでは点数をつけられ、インタビューをさせられ、
    キレイに着飾ってパレードに出される。
    戦いの模様は国全土に放送される。ゲームのように。
    そしてそれが毎年開催される。

    設定だけ見るとかなり暴力的なシュチュエーションだけれど、
    描かれているキャラクターたちはいたって人間的。
    主人公のキャットニスは、狩をして母と妹の生活を支える、マジメな性格の16歳の少女。
    強い身体をもってはいるけれど、悲しければ泣くし、恋をするし、ユーモアに笑うし、どうにも救いようの無い状況の中で必死にもがいている。

    読む前の設定のこわさと、人間くささのそのギャップがとてもよかった。多少わからない単語は出てくるけれど、ある程度無視しても読み進めることはできる、読みやすい内容。

    この本でいったんキャットニスの参加したハンガーゲーム自体は終わるのだけど、物語は3部作となっていて、この本は第一部。
    ゆえに終わり方はちょっとスッキリしない。
    おそらく2部以降は、このゲームを作った国自体に挑んでいくのではないかなーと想像している。

    来年、シービスケットやビッグのゲイリーロス監督での映画にもなることが決まっているので、今後の展開が本でも映画でも目がなせないです。

    454p
    118040語(おおよそ)

  • ○あらすじ
    かつて北米と呼ばれていた場所は、今やPanemと言う、
    12のDistrictとそれらを統括するCapitolとに分けられていた。
    炭鉱業を専門に行うDistrict 12で育ったKatnissは、
    父親の死後、一家の大黒柱として違法の狩りによって
    細々とだが家計を支えている。
    Panemでは、過去にCapitolに逆らった代償として、
    毎年12~18歳の男女各一名が12のDistrictから選出され、
    最後の一人になるまで殺し合いをさせられる"the Hunger Games"が
    行われていた。
    Katnissは、白羽の矢が立ってしまった妹の代わりに
    このゲームに参加することを決意するが、死を決められた彼女の心境と
    相反し、会場となるCapitolはお祭り騒ぎ。
    また、会場の状況が生中継されるため、
    試合開始前から視聴者の注目を得させようと、周りが躍起になる中、
    Katnissは彼女と同じくDistrict 12から選出されたPeetaと
    仲の良いふりをしろと指示され困惑する。
    一度、会場に入ってしまえば自分以外は全員敵になるというのに…。
    (あらすじは参考程度でお願いします。)

    ☆感想☆
    この本の評判は、いろいろなサイトで目にしていましたが、
    内容が殺し合い…そんな話、恐くて読めない!っと思って、
    実は、手を出せずにいました。

    恐る恐る読んでみましたが、
    評判どおり、楽しめました☆

    Twitterでつぶやきましたが、
    心理戦や常にどこから敵が襲ってくるか分からない緊張感、
    ハラハラ感はありますが、グロいシーンはありませんので、
    もしその点が気になっている方がいらっしゃいましたら、
    大丈夫だと思います。

    (ブログでは、ネタバレ記事も載せてます。)

  • Capitolに背いた見せしめとして、毎年各12のDistrictから若い男女2名を選出し、最後の一人になるまで殺しあうゲームが催される。そのHunger Gameに選出されたKatnissという16歳の女の子の物語。

    あらすじだけを聞くと、「バトルロワイヤル」を思い出し、ちょっと読むのが怖かったが、ああいう雰囲気ではない。
    主人公Katnissは聡明で、行動力があり、精神的に強い。彼女の判断の速さと正確さで、さまざまな苦難を乗り越えていく。

    トリロジーの第1巻なので、物語としてはまだ序章といったところ。
    2巻以降、どういう展開になっていくのか楽しみ。

  • うーん、一気に読ませる本ではあります。
    でもね、秘密が明かされないまま、秋には続編が出るようです。
    (なんでも三部作らしい)
    なんか消化不良です。

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