Leviathan (The Leviathan Trilogy)
- Simon & Schuster Books for Young Readers (2009年10月6日発売)
- Amazon.co.jp ・洋書 (448ページ)
- / ISBN・EAN: 9781416971733
感想・レビュー・書評
-
世田谷区図書館
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
トリロジーの1冊目なのでどんなに面白くてもMAX★4つ。
第一次世界大戦のパラレルワールドという設定。
説明がかなり拙いので申し訳ないのだけど、あらすじはこんな感じ↓
イギリスはダーウィンが発見した進化論を発展させて、様々な生物が一つになったLeviathanというクジラの形をした飛行船を所有している。空軍に入りたかったDerynは、男子に変装してLeviathanに乗り込む。
一方、セルビアで暗殺されたオーストリアの皇太子夫妻の息子Alekは、王位継承権を持っているため命を狙われ、スイスに亡命する。
スイスの山中で亡命生活を送っているところへ、Leviathanがドイツ軍に撃ち落とされ不時着する。
AlekはLeviathanの乗組員を救うため雪の中、救出に向かう…
というところで50%。
さすがトリロジーはなかなか話が進まないです。
話は単純なのですが、戦闘シーンや飛行船の内部の話がちょっと難しくて、挿絵がなければイメージがつかなかったところがありました。(ところでこの挿絵がいいです。できればKindleではなく、実物が見たいところ)
Alekサイドからの描写は、Deryn(Dylan)=heと書いているのですが、Derynサイドからはsheなんですね。
Derynは少しずつAlekのことが"女の子"として好きになっていくのですが、Alekは男だと思っている…。
Derynがいつカミングアウトするのか、2人の関係がどうなるのかも楽しみなところ。