Mindset - Updated Edition: Changing The Way You think To Fulfil Your Potential

著者 : Dr CarolDweck

• Robinson (2017年1月12日発売)

感想・レビュー・書評

[saltireさんの感想 · 2020年7月27日]

日本語訳は「やればできるの研究」らしい。全編を通して、様々な実名上の有名人や企業を例にして、良しとされる Growth mindset と悪とされる fixed mindset とで行動パターンの比較されている。　Growth mindsetを持ち、成長し続ける・学び続けることが人間としてのあるべき姿というのはその通りで同意なのだが、成功するにはそれだけなのだろうか？という疑問は大きく残った。Trump大統領もSteve Jobsも、この本で言うfixed mindsetの方だろう。著書中で何故かfixed mindsetとしてオチのごとく取り扱われるマッケンローだって仮にもテニスの世界ランク１位の方なのだから、学ぶことが多い姿に違いない。　様々な成功への道があるだろうが、その一つとして現代的にはみんなで協力し成長し合う心が推奨されているものと思う。

[Yuccoさんの感想 · 2020年12月30日]

この本は2020年で一番といっていいほど読んでよかったと感じている。
コーチングする人、教育者だけでなく、全ての人に読んでもらいたいと思った一冊。
言葉かけ一つで考え方の癖は変わる。考え方の癖が成長、目標達成、そして人生を左右するという事が書かれている。
一度読んだだけで、はい！できます！というものではないので、何度か繰り返し読んでみたいと思っている。

[yu014tさんの感想 · 2022年12月30日]

I guess I read the old version as the covering page has different image. But anyway the book is informative to foster the growth mind set after overcoming the shortcomings of the fixed mind set. The growth mind set is what we can prepare to be adapted and survive in the uncertain era. The most important thing that I thought is that we need to find a good partner or establish a good partnering relationship with a person who mentor you and need to arrange the enabling environment so that you feel secured to pursue the growth. Everyone needs to study this book.

[masaさんの感想 · 2022年1月9日]

コーチング、自己啓発、教育など多方面で応用できる考え方が満載の本。上司や先生、親御さんだけではなくもっと多くの人に読んでほしい本。教育現場や企業で成果ばかりが気にされる昨今、自身の成長に目を向けることの重要性を説いた一冊。

[rolling pistachioさんの感想 · 2021年12月11日]

才能に価値をおくか、努力に価値をおくかということで一冊の本を書くというのは、努力の結果なのであろう。繰り返し繰り返し、努力して成長することを奨めている。
心理学の教授であり、学校教育における有用性にとくに重点をおいて書いている。また具体例は、自信の学校教育での実験と、有名スポーツ選手や会社の社長の逸話よりひかれていて、あまりに黒白に分けすぎているという感はあるが、丁寧に説明されている。逸話は恣意的に用いることが可能なので、最終的にこの著者の言うことに、説得力があるとすれば、学校教育での2群間比較実験をしていて結果が有意差があったという点にある。科学誌にも論文がある。英語はきわめて平易。

[Yuriさんの感想 · 2020年6月6日]

Ok