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- Amazon.co.jp ・洋書
- / ISBN・EAN: 9781474603584
感想・レビュー・書評
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2014年に史上最年少で、教育の重要性や女性の権利を訴えてノーベル平和賞を受賞したマララ・ユスフザイの自伝。
生まれてから幼少期の話、学校に通う話、タリバンが襲ってくる話、そして銃撃されてイギリスで治療を受ける話、回復してイギリスの学校に通っているが、早く故郷に帰りたいです、というところまで。
今教えている教科書のレッスンでマララさんのスピーチがあったので、試験問題に出せないかと思って読んでみた。最初のマララさんの幼少時代の話は正直退屈だったが、やっぱりタリバンらへんのところが興味深く、もっとイスラムについて知りたいと思った。中央に写真のページが挟まれているが、「ファズルラーに献金する人たち」と「公開鞭打ち」の写真なんて生々しい。話自体も、広場に死体が転がっていて「~するからこうなった」と書かれているとか、女の子が鞭打ちされる映像がテレビで流れるとか、よくこんな街で生きていられるなあとか思ってしまう。どんだけ日本と差があるんだろう、とか純粋に思ってしまった。Christina Lambというイギリス人ジャーナリストとの共著になっているが、これはどういうことなんだろう、とか思った。読んだのがそれこそ1か月以上前なので、確か気になった英語があったけれど、思い出せないのが残念。ページに紙を挟んだだけでどの箇所なのか忘れてしまった。せめてその英語の部分に付箋をするとか、なんかメモするとか、しておくべきだった、ということをいまさらながら思わされたそういう本になってしまった。(18/05/29)詳細をみるコメント0件をすべて表示
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