A Line to Kill

著者 :
  • Random House UK Ltd
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・洋書 (375ページ)
  • / ISBN・EAN: 9781529124316

感想・レビュー・書評

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  • 私立探偵のホーソーンと作家アンソニーのコンビシリーズ三作目。

    今回は舞台が狭い島の中だったこともあり前の2作とは少し雰囲気が違ってのんびりしていた印象。ホーソーンもいつもより大人しく、アンソニーはひたすら記録係に徹していて、ふたりのピリピリしたぶつかり合いも少なかった。

    ただし登場人物にはクセの強い変わり者が多く、盲目の霊媒師は登場するたびに「キタキター!」ってワクワクしたり。

    最終的な犯人はかなり早い段階で気づいてしまうのだけど、それでも単純に楽しく読めるシリーズなので次回作も楽しみ。

  • なんか今回地味だったな。アンソニーがおとなしく付き人に徹していて、前2作のようにスタンドプレーでホーソンをかき乱したりしなかったから。。
    怪しい登場人物たちの人間関係やそれぞれの過去、化けの皮が次々に剥がれていく終盤はよく作り込まれてておもしろかった。

  • このシリーズの1作目と2作目が面白くて、Audibleで予約してリリースを楽しみにしていた今回の3作目。発売されたのが先週ということで、さっそく耳読書。

    ちょっと変わり者キャラの私立探偵Hawthorneが、このシリーズの作家であるAnthony Horowitz本人と共に殺人事件解決に乗り出す…というのは前作・前々作と同じで、上手いナレーターも同じ人が担当。でも、勝手にこのシリーズが今回で完結するもんだと思い込んでいて、謎が多いHawthorneの過去が今作でやっと明らかになるんだろうと思っていたのに、まだまだシリーズが続きそうな感じで本が終わってしまった事に、自分で勝手にビックリしてしまった。変な期待を抱きながら耳読書をしていたせいか、前作・前々作までの面白さは感じ取れないままだったのが残念。今回も登場人物みんな怪しくて全員が犯人に見えてたし、それぞれのキャラクター設定もしっかり練られていたのは確かなんだけど、もっとAnthony HorowitzがHawthorneに面食らったり、読者をクスっと笑わせてくれるようなてんてこ舞いな状況に陥ったり…という場面が少なくて、前までの勢いが無くなってしまった感が否めなかった。でも、シリーズがまだ続くのは嬉しいし、次回に更に期待しよう。

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