The Adventures of Beekle: The Unimaginary Friend
- Andersen Press Ltd (2016年10月6日発売)
- Amazon.co.jp ・洋書 (40ページ)
- / ISBN・EAN: 9781783443857
感想・レビュー・書評
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冠をかぶったマシュマロのおばけみたいなのが主人公。
彼は「イマジナリー・フレンド」が生み出されるはるか遠くの島に生まれた。ここで遊び暮しながら、子どもたちに実際に「想像される」日を待つのだ。
でも彼はいつまで待っても選ばれない。だから名前ももらえない。そこで彼は"思いもよらないこと"をした。
みずから現実世界まで子どもを探しにいったのだ。
人々は忙しそうだ。そして疲れている。ようやく子どもたちのいる場所を見つけたものの、友達は来ない。
彼は木によじ登って友達が来るのを待った。
するとようやく、メガネをかけた一人の少女が。
どちらも友達を持ったことがなく、お互い照れあっていたが、しだいに打ち解けあっていく。
Aliceというその少女は、彼をBeekleと名付けた。
2人は楽しい時を過ごすにつれ、しだいに世界がよそよそしいものではなくなってくる。
(絵から推測するに)さらに友達ができ、彼ら彼女らはいっしょに、"思いもよらぬ"ことをしました。
という、このお話じたいには照れみたいなものがなくて、なんとも素直でハッピーな物語。こういうのもたまにはいい。全然話は違うけど、カズオ・イシグロの「クララとお日さま」を思いだした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
291語
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YL 0.6
289語
イマジナリーフレンドが作られる島で誕生した彼は、子供たちに呼ばれる順番を今か今かと待ち望んでいましたが、なかなかその順番はやってきません。
だから、リアルの世界につくまで旅をしました。