The Uncommon Reader: Alan Bennett's classic story about the Queen
- Profile Books Ltd (2008年7月3日発売)
- Amazon.co.jp ・洋書 (128ページ)
- / ISBN・EAN: 9781846681332
感想・レビュー・書評
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<閲覧スタッフより>
英国女王エリザベス二世が移動図書館で本を借りたことがきっかけで本に夢中になっていくのだが、女王の立場からかかれているユーモアが読みどころのひとつでもある。作者のアラン・ベネットはトニー賞をはじめ数々の賞を取った劇作家でこの作品はイギリスで30万部のベストセラーとなった。日本語版は『やんごとなき読者』というタイトルで出版されている。
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所在記号:新書||933.7||BE
資料番号:10212718
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イギリスのエリザベス女王が70歳を回って生まれてはじめて読書にハマる。
たまたま見つけた移動図書館でなんとなく本を手に取る女王。やがて公務に遅刻するほど本にハマっていき、自分の内的変化に気づき始める。
設定も面白いしウィットにも富んでいるのだけど、大きな事件など何も起こらないまま(最後の一行までは)淡々と進むので、読み続けるのがちょっとしんどかった。
買ってから何度も読み始めては途中で放置し、読み終えるまで10年かかった。こんなに薄い可愛い本なのに!
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晩餐会の席上で、エリザベス女王はいきなりジュネの質問をして仏大統領を面食らわせる。実は宮殿で巡回図書館に出会ってからというもの、女王は厨房付き青年ノーマンを読書係に召し上げて読書にのめり込んでいるのだ。公務がおざなりになる位に……。古典から現代作品まで、70代で読書に目覚めた女王の読みっぷりが素敵だ。一方でコーデリアの台詞にダイアナが事故死した当時の思いを重ねたり、'私には自分の声がない'と悟ってしまうなど、読書を通じて自分自身を見い出すくだりでは、女王ゆえの孤独を浮き彫りにする。ラストは痛快。読書好きをくすぐる文学ネタもたくさんで楽しい。先日ジーヴス・ブームを巻き起こした日本のやんごとない読者の方のことなども思い出してしまいました。(2007)
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文体が堅い上に、テーマがあんまり面白くなかった(´・_・`)読み終えるのに一苦労。イギリス英語のせいなのか、作者の文章スタイルのせいなのか…。とりあえず、カンマがないやたらに長い文章はキライっ・゜・(ノД`)・゜・。Amazonのレビューでは面白そうだったのに、残念。
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最後の一言のために眠らずに読めれば勝ちげー。
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「女王がある日突然読書に目覚める」という発想は面白いのに、、、 アイディア倒れで残念。
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YL8.0 30,000語
イギリス女王が ペットの犬をきっかけに厨房下働き
の青年と移動図書館と出会う。
そして彼らから読書の魅力を知り、次第に女王は読書
にハマり多くの本を読み始める。
そして、どうもこれがある人にとっては困ったことに。