The Complete Peanuts 1950-1952: Volume 1
- Canongate Books (2007年10月18日発売)
- Amazon.co.jp ・洋書 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9781847670311
感想・レビュー・書評
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ピーナッツが好きで、集めています。
ピーナッツが、沢山の方々から愛される理由が、つまっています。
読んでいると、自分が幼い頃に戻ったような感覚になり、夢中で読んでしまいました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「スヌーピーとチャーリーブラウン」の全集(The Complete Peanuts)、その第一巻を読みました。
この作品の雰囲気、空気感も好きですが、吹き出しの中の書き文字が好きでねえ。
ところが日本語版だと、谷川俊太郎訳の頃はまだしも、近ごろは吹き出しの中に日本語、欄外に原語という構成になってるんですよ(と言いつつ、近ごろをよく知ってるわけではないんだけど)。
いっそ原典を読んだらどうだと思って調べてみたところ、この全集というか定本が出版されていたというわけです。
第一巻は「PEANUTS」として連載が始まった1950年から1952年までの作品を網羅したもの。チャーリーブラウンは第1回から出てくるけど、服はあのポロシャツじゃないし、大きなピアノの前に座らされて泣き出すシュローダーがいて、まだ赤ん坊に毛が生えたくらいのルーシーが登場、ライナスはまだ一人では座れないとか、まさに初期の設定が面白い。
さてさて、ハードカバーのこの本、一冊が二千数百円~三千数百円くらいします。で、この第一巻が1950年~、現在予約受付中の最新刊が(作者が亡くなった)2000年。1冊に2年分ずつ50年、また「PEANUTS」の前身も収録されるという話なので、25冊かそれ以上になるわけです。ざっと8万円コースだな。
手を染めてしまった以上、そこまで買うかどうか・・・悩める春であります(笑)。