The Mysterious Benedict Society
- Chicken House Ltd (2009年6月1日発売)
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感想 : 2件
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- Amazon.co.jp ・洋書 (480ページ)
- / ISBN・EAN: 9781906427023
感想・レビュー・書評
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子供用の本と侮るなかれ。A Series of Unfortunate Eventsに匹敵する出来の良さだと思います。
メインのキャラクターひとりひとりが、きちんと「個」として描かれているのはもちろんのこと、周りを固めるキャラクターたちも、誰一人として「平均的」に終わることなく、しかも話の流れが面白い!
様々な事情があって孤児になってしまった4人の特殊技能を持つ少年少女たちが、世界を救うために立ち上がる!という、女の子も男の子もわくわくして読めるもの。
興味深いのは、男の子がどちらかというブレイン担当なのに対して、女の子がアクション担当なこと。度胸があって勇気があって、真っ先に手が出てしまうのは、女の子。逆に、自分の中の弱さと対峙して、どんなときでも冷静さを失わないでいようとするのは、男の子。
子供の本らしく、倫理的なメッセージもきちんと含まれていて、とても好ましい。
子供だけに読ませるにはもったいない!という面白さ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
表紙に惹かれて買った本。催眠術系の児童書、Molly Moonシリーズも読んだが、これは想像すると怖い世界ではらはらドキドキした。終わりあと50ページでもまだ見えずどうなるんだろうと目が離せなかったら、驚きの発見もあったり。終わりが児童書らしく、さらに子供の気持ちも鑑みた心配りも良かった。
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