劇症型アレルギー (岩波ブックレット NO. 448)

著者 : 角田和彦

• 岩波書店 (1998年2月20日発売)

感想・レビュー・書評

[青葉さんの感想 · 2012年1月9日]

　アレルギーにおけるアナフィラキシー・ショックについて、分かりやすくまとめてあるガイドブック。
　どんな状態で何を食べたか、接触してどんな症状が出たのかという具体的な症例が豊富にのっているので、アナフィラキシー・ショックのイメージを掴みやすいと感じた。

　
　

著者プロフィール

一九五三年静岡県生まれ。東北大学医学部卒業。現在、宮城県塩釜市にある坂総合病院小児科科長。専門は小児循環器、アレルギー。アレルギー性疾患を生活環境・食生活の視点からとらえながら、診療に従事している。アナフィラキシー症例は百例以上を経験。著書に『劇症型アレルギー』（岩波ブックレット）『アレルギーっ子の生活百科』（近代出版）、共著に『食物アナフィラキシー』（農文協）、『日本人の食事、ここがヘンだ！』（彩流社）等がある。講演会、テレビ等でも活躍中。

「2002年 『暴走するアレルギーアナフィラキシーに負けない本』 で使われていた紹介文から引用しています。」