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- Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000047845
作品紹介・あらすじ
南北問題はますます重要性を増しているが、その経済的現実を理解するための有効な理論は少ない。『資本蓄積論』などで日本でも高名な著者は、本書で、ポスト・ケインズ派の理論的視角を初めて南北問題に適用した。貧困、資本蓄積、工業化、貿易、金融などの諸問題に関する正統派の経済理論を批判し、従来の型の経済成長にかわる代替的な発展方向を展望する。鋭い分析が平易な叙述と相まって、南北問題を考える上で最良の手引となろう。