- Amazon.co.jp ・本 (186ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000052108
作品紹介・あらすじ
正しく知ることが身を守る!「迷ったら行動する」地球科学者の熱い思いを込めたエッセイ。
感想・レビュー・書評
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地震や火山について、科学的に見つめて理解を深化させるだけでは、防災には繋がらない可能性がある・・・というのは気象にも言えることで、やはり普及活動の重要性を感じさせられる、そんな内容やった。
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サイエンス
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(「BOOK」データベースより)
正しく知ることが身を守る!「迷ったら行動する」地球科学者の熱い思いを込めたエッセイ。 -
地球科学者のエッセイ。
直接的に日々の防災対策に役立つわけではない。
京都~滋賀の花折断層(鯖街道沿い)が強力な活断層であることを知った。その延長には三方断層、福井の原発群がある。
http://wwwkav.mydns.jp/genpatsu/waka-npp/tku0835np2ct.jpg
http://masatate.blog.fc2.com/blog-entry-23.html -
☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB06174650
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2年前の刊行時の講演会に参加して購入。サイン本。なのに今やっと読み終わる…。読み始めてみれば面白かった。火山の仕組みについてわかるし、著者自身がアウトリーチに積極的な方なのでわかりやすく、また主張にも賛同できた。京大の総人にいたころは、赤い革ジャンの人としか認識してなくて、本当にすみません。
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火山の成り立ちと噴火の歴史、それに対する社会の対応の仕方の歴史などから、災害大国日本でどのように暮らしていくか、どのような知識・教育が必要となるか、科学の未来についてまで踏み込んだ一冊です。
科学技術に関わる人でも、そうでない人でも、啓発される内容です。
ブラックボックスをいかに減らしていくか、科学技術が進んだ現代において専門家の役割とは、など非常に興味深い話題について、火山の分野から切り込んでいきます。
非常に読みやすいし、若い方々にこそ、これを読んで科学技術に関わる道へ進んでほしいと、そう感じました。
地学を勉強しようと思える一冊です。 -
読み終えた直後、たまたま仕事で著者から電話が入り、
びっくりしました。 -
火山や地震の入門書、興味を持たせるためのとっかかりをたくさん張り巡らしてある。小説「死都日本」で描かれている世界が絵空事ではないことが良くわかる。(最後の章で「死都日本」も紹介もされていた。)
わたしが生きているあいだに東海地震は起こるのかなぁ、程度のふわふわとした認識だったのが、自然科学系の本を読みはじめて、東海地震、東南海地震、南海地震は、数十年以内には当然起こるものとしてとらえられていることが現実味を持って感じられるようになってきた。
後半は自然科学についてアウトリーチを追求し、学生に教えてきた著者の「伝えかた」講座。火山や地震の話からは少し離れるのだが、この部分もやさしいが説得力を持っていて面白い。 -
【新刊情報】火山と地震の国に暮らす http://booklog.jp/asin/4000052101 453.8/カ 正しく知ることが身を守る!地球科学を専門とし火山についての研究を行う著者が、自然と人間のよい関係、科学と人間のあるべき姿、そして巨大災害から身を守るための情報を、平易な言葉で語る
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科学者と一般人の間にあるギャップを見事に言い当てている。科学がもっと身近になれば……と思ってしまう。
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過去のエッセイを集めた一冊。観測についても書かれているのが良いです。
あとはキッチン地球科学についても触れてあり、今更ながら興味が湧きました。