ソフトウェア工学の基礎 改訂新版

著者 :
  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (342ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000056212

作品紹介・あらすじ

ソフトウェアの開発から保守までコンパクトかつ網羅的に解説し、優れた教科書として定評のある『ソフトウェア工学の基礎』を大幅改訂。アジャイル開発や要求工学、プロジェクト管理等についての説明を増やすとともに、刊行以降のAIや機械学習、データサイエンスの発展を踏まえ、事例を全面的に見直した。

感想・レビュー・書評

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  • PMBOKみたいにSWEBOKってあるの知らなかった。古くからの歴史的技法などソフトウェア開発の学問としての書の書き方がなんとなく分かった。GoFのパターン設計の思想が建築家から来ていたのは知らなかった。ソフトウェア工学の教科書ってこういう書き方なのか、と勉強になった。比較的新しい話題も軽く触れられてはいる。現代までの20-30年の間に起きた国内の事件とかは心臓に悪い感じだった…
    心に残ったのは世の中に人を興奮させる製品と良い製品だが興奮は呼ばないものがあるとして、前者は1人か数名、後者は委員会方式で作られたものでありがち、という話だった。

  • 【電子ブックへのリンク先】
    https://elib.maruzen.co.jp/elib/html/BookDetail/Id/3000132916
    学外からのアクセス方法は
    https://www.lib.muroran-it.ac.jp/searches/searches_eb.html#mel
    を参照してください。

  • 初版出版から18年後に改訂版が出てちょっとビックリ

  • 請求記号 007.61/Ta 77

  • 【書誌情報】
    『ソフトウェア工学の基礎 改訂新版』
    著:玉井哲雄(1948-)
    ジャンル:計算機科学
    ジャンル:情報・技術
    刊行日:2022/06/14
    ISBN:9784000056212
    Cコード:3004
    体裁:A5・並製・342頁
    定価:4,290円

    ソフトウェアの開発から保守までコンパクトかつ網羅的に解説し、優れた教科書として定評のある『ソフトウェア工学の基礎』を大幅改訂。アジャイル開発や要求工学、プロジェクト管理等についての説明を増やすとともに、刊行以降のAIや機械学習、データサイエンスの発展を踏まえ、事例を全面的に見直した。
    [https://www.iwanami.co.jp/book/b606533.html]


    【簡易目次】
    第1章 ソフトウェアとソフトウェア工学
    1.1 ソフトウェアとは 001
    1.2 ソフトウェア工学の意義と歴史 021

    第2章 ソフトウェアプロセス
    2.1 プロダクトとプロセス 035
    2.2 計画主導型プロセスと反復進化型プロセス 036
    2.3 計画主導型プロセス 038
    2.4 反復進化型プロセス 042
    2.5 ソフトウェアプロセスの評価 045
    2.6 プロセスプログラミング 047

    第3章 要求工学
    3.1 何を作るか 051
    3.2 要求工学と発想法 052
    3.3 要求工学の意義 061
    3.4 要求工学のプロセス 069
    3.5 要求の種類 070
    3.6 仕様 073

    第4章 モデル化技法とUML
    4.1 モデルとは何か 077
    4.2 ソフトウェアにおけるモデル 078
    4.3 グラフによるモデル化 080
    4.4 UML記法 086
    4.5 共通例題 088

    第5章 データと制御の流れモデル
    5.1 データの流れモデル 093
    5.2 制御の流れモデル 104

    第6章 動的振舞いモデル
    6.1 処理プロセスの特性 111
    6.2 系列図 114
    6.3 通信図 117
    6.4 状態機械図 118
    6.5 Jacksonシステム開発法(JSD) 134

    第7章 オブジェクト指向モデル
    7.1 オブジェクト指向技術の歴史 147
    7.2 オブジェクト指向モデルの基本概念 149
    7.3 オブジェクト指向開発方法論 151
    7.4 オブジェクト指向モデルの構築プロセス 152
    7.5 オブジェクト指向モデルの例題 158

    第8章 形式手法
    8.1 形式手法の意味 163
    8.2 形式仕様記述 165
    8.3 正当性の検証 168
    8.4 モデル検査 172
    8.5 適用事例――Zによる酒屋倉庫問題の記述 181

    第9章 設計技法
    9.1 アーキテクチャ設計 197
    9.2 モジュール設計 212
    9.3 インタフェース設計 217
    9.4 アルゴリズムの設計 221

    第10章 検証技術
    10.1 検証の基本概念 229
    10.2 プログラムの検証技術 232
    10.3 仕様の検証技術 254

    第11章 ソフトウェアの保守・進化
    11.1 ソフトウェアの保守 263
    11.2 ソフトウェアの進化プロセス 269
    11.3 再利用と再構築 274

    第12章 開発環境とツール
    12.1 開発ツール 281
    12.2 統合開発環境 282
    12.3 版管理ツール 284

    第13章 安全・安心な社会のためのソフトウェア
    13.1 安全・安心社会への脅威 287
    13.2 ソフトウェアの不具合がもたらす社会への影響 288
    13.3 サイバー犯罪とサイバー攻撃 293

    第14章 プロジェクト管理
    14.1 プロジェクト管理の失敗事例 303
    14.2 プロジェクト管理の対象と方法 304
    14.3 プロジェクト計画と見積り 305
    14.4 人の管理 313
    14.5 プロジェクト管理の知識体系と資格 314


    参考文献 [317-325]
    索引 [327-332]

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著者プロフィール

1947年兵庫県生まれ。1970年、東京大学工学部建築学科卒業。千葉大学名誉教授、国立歴史民俗博物館名誉教授。著書に『建築の歴史』(共著 中公文庫)など多数。

「2020年 『図説 日本建築の歴史 寺院・神社と住宅』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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