- Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000063111
感想・レビュー・書評
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一般市民向けに書かれたコラムをまとめたもの。円周率、素数、図形、確率、論理などを中心に、よく知られた数学的な話題がわかりやすく書かれてある。巨大素数、リーマン予想、ゴールドバッハ予想、四色問題、ポアンカレ予想、RSA暗号、P=NP問題、量子コンピュータなど、時事的によく話題になり、知っておくとよいトピックスも簡潔にまとまっているのもうれしい。
(数学科 ペンネーム「鮒一鉢二鉢」先生おすすめ)
※高校図書館に所蔵があります。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
数学のいろんな側面が見れる良書。子供に読ませてやりたい。
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1つの話が多くても5ページくらいで書いてある。
気軽に読むには良い -
誰もが知ってる!でもなんだか懐かしい…
そんな甘酸っぱい青春時代(理系的な)を思い出す。
そんな感じ。 -
今週の通勤のお供はこれでした。
意外に面白くてすんなり最後まで読めました。もしかしたら翻訳も上手なのかもしれないですね。公式とかはすっかり忘れてしまいましたが、大学時代は数学もやっていたので、懐かしかったです。
「確率は情報によって変化する」っていうのとか、面白いですよね。昔流行りましたけど、3つのドアのうち1つに当たりがあるので1つ選ぶと、司会者が残りの2つのドアのうちどちらが外れか教えてくれて、「選ぶドアを変えますか?」って言う。この場合は、変更した方が当たる確率が2倍になるんですよね。
あと、今SEなので、素数を使った公開鍵と秘密鍵の作り方の話が面白かったです。暗号の仕組みは知っていても、実際にどういう計算をしているのか知らなかったんですよね。
数学熱がまた復活しそうです。そういえば昔フェルマーの最終定理の解説本とか読んだけど、結局理解できなかったんですよねー。笑 -
50話に細分化するのはもったいない。筆者の語り口はわかりやすく、興味も持ちやすいので、ひとつのテーマを掘り下げて書いてあればもっとよかった。
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数学の、わりと難しい内容を全国紙に載せた新聞社もえらいし、数学にそれほどの知識がない読者に興味をひくように書ける著者の力量もすごい。
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富士見 410.4 ヘ [富士見一般開架]
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数学の本なのに全部読めた。いずれもどこかで聞いたことのある話題であり、易しくかみ砕いた例を用いてかかれているので、全体像を把握しやすい。