脳の中身が見えてきた (岩波科学ライブラリー 99)

著者 :
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  • Amazon.co.jp ・本 (108ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000065993

作品紹介・あらすじ

記憶や学習をはじめとした脳の働きが、遺伝子の言葉で語れるようになってきました。人は物事をどのように学び、どう利用していくのでしょうか。こうした活動に関係する物質が明らかにされつつあります。それらが、脳の回路網や、その制御の仕組みとどう関係しているのか。当代を代表する三人の脳科学者が、やさしく語ります。

感想・レビュー・書評

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  • 勉強になりました。

  • 脳科学と一言でいっても、脳に対するアプローチは「解剖学」「生物学」「数理科学」、、、本当に様々であることを知った。そしてそれらの融合(「理論」と「実験」の融合)したところに真の脳科学があるのだろう。学問融合の大切さを知った。
    これからの脳科学がとても楽しみである。
    特に自身が興味を持っているのはやはり「数理科学」的アプローチだなと感じた。やっぱりモデルができて、実際にそれを応用できるのってスバラシイ!!!
    本自体は結構専門的な内容のことが書かれていた。
    しかし、素人にもかなりわかりやすい様に書いてあったのでありがたい。

  • 単純に、ムチャクチャ面白い。
    ただ、岩波科学ライブラリーの書籍は比較的専門性が高いにもかかわらず、参考図書や論文のリストが全く付記されていない。
    すごく不親切。

  • 脳の働きの研究がずいぶん進んでいる。人の心はさてどこまでが電気反応なのか。20070222

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著者プロフィール

甘利 俊一(あまり・しゅんいち):1936年、東京生まれ。1963年東京大学大学院数物系研究科博士課程修了。工学博士。九州大学助教授、東京大学教授、パリ大学客員教授、ルーバン大学特任教授、理化学研究所脳科学センター長などを経て、現在は同センター特別顧問。東京大学名誉教授。専攻は数理工学(神経回路網理論・情報幾何学)。「神経情報処理の基礎理論の研究」により、1995年日本学士院賞受賞。文化功労者、文化勲章受章。著書に『情報理論』(学芸文庫M&S)、『脳・心・人工知能』(ブルーバックス)、『情報幾何学の新展開』(サイエンス社)ほか多数。

「2024年 『神経回路網の数理 脳の情報処理様式』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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