宇宙怪人しまりす 医療統計を学ぶ (岩波科学ライブラリー 114)
- 岩波書店 (2005年12月6日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (119ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000074544
感想・レビュー・書評
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初めて統計を学ぶ高校生や大学生に進めたい最初の1冊。ストーリー形式で読みやすいし、章ごとに丁度良い量で区切られていて集中力が続きやすい。
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【医学部図書館リクエスト購入図書】
☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆
http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BA7453065X -
全体的な内容はわかりやすかったが、当方の理解力がないため後半になるにつれて理解ができなかった。
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進んだ科学力をバックに、宇宙から「宇宙怪人しまりす」が地球征服にやってきた! そのとき敢然と立ち上がるひとりの医療統計家が…。はたして医療統計は地球を救うのか? 先生としまりすの攻防から、医療統計がわかる!
著者が奥さんから「医療統計を何も知らない宇宙人に説明すると思って一から勉強するための本を書いて」と言われてできた本で、統計の入門書としてとても面白く、かつ分かりやすく書かれています。
しまりすと一緒に統計を学ぼう!
佐藤俊哉著 岩波書店 2005年
中央図書館2階 : 文庫・新書コーナー 490.19//Sa85
OPAC【https://opac.lib.niigata-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BA7453065X?hit=8&caller=xc-search】 -
竹内薫ブックガイドから。くだけた体裁で書かれていてて、扱っている内容の割に読みやすい、ってのは期待通り。章毎の難易度に結構乖離があって、理解しづらいところはだいぶしづらいけど。氾濫する医療ニュースの審議を見抜くためには、本書の内容は避けて通れないかも。
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竹内薫氏の著書見て興味持ち、購入。
いやあ、凄いなというのが読み始めの感想。設定がぶっ飛び気味で、ちょっと難しい医療統計の説明を十二分に和らげていた。感度、特異度の説明は非常にタイムリーだが、文中の説明が種々聞く中で一番しっくりきた。 -
医療統計と聞いても未知の世界の学問と感じていたものだが、昨今の感染症で医療統計がとても重要だと日々実感するようになった。
この本は医療統計で地球征服を企む宇宙怪人しまりす(りす)が、地球の統計学者(人間)に統計の基礎を教わりながら、侵略後にするであろう統計を使った税収取得のために奮闘?する話なのだが、内容は統計のノウハウが詰め込まれて
いて、また会話形式なので理解しやすく読みやすい書籍となっている。特に最初に出てくる比・割合・率の違いがなるほどで、打率は率ではなく割合で、率とは何かをわかりやすく書かれている。
統計を知ることで報道や新聞で書かれている統計が少しでも分かるようなそんな気にさせてくれるのではないだろうか。 -
サイエンス
数学 -
割合は分子が分母に含まれている。打率は本当は割合。
比は分子と分母の単位が違う。BMI。
率は時間に対する変化率。離婚率、反応速度。
昭和60年モデル人口。ベビーブームや戦争の影響を除外した者。
交絡が起きている=ランダム化ができていないと他の特徴が影響している可能性が残る。