振動・波動のききどころ (物理講義のききどころ 5)

著者 :
  • 岩波書店
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (166ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000079457

作品紹介・あらすじ

「見開き2ページで1項目の説明」が基本。大切なことだけをズバリわかりやすく説明する。「ききどころ」、「ぽいんと」、「キーワード」など、学習の動機、目的、到達点などをはっきり明示する。重要な概念や法則どうしの関連をしめす「チャート」など、物理全体の流れをつねに意識して解説する。

感想・レビュー・書評

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  • 3150円購入2000-00-00

  • 標題のわかりやすさに比べて,
    内容の難解なこと。

    この落差はなんだろう。
    瀧修行のようなものだろうか。

    バネの運動から始めているのは分かりやすい。
    しかし、バネの運動が、固定している点での作用と反作用について触れるのでもなく、すぐに単振動の説明になり、すぐにエネルギーの説明になる。なんのおかまいもなく、読者はおいてきぼりになる。

    学校の教科書としては、先生が補えばよいのでよい教科書として使えると思う。

    力学と電磁気学を取り持つ、波動という見方を教えるのに、何が専門の先生が利用してもよい。

    波動について,なんとなくは理解しているつもりでした。
    ほっておかないで、説明しろと言われたら、本書を片手に説明するとよいと思った。

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著者プロフィール

成蹊大学非常勤講師、元・東京大学大学院総合文化研究科専任講師。理学博士。1949年、千葉県生まれ。東京大学理学部物理学科卒業。専門は理論物理。研究テーマは、素粒子物理学、宇宙論、量子論(多世界解釈)、科学論など。

「2020年 『物質の究極像をめざして』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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