大航海時代叢書〈第II期 22〉インディアス史 2

  • 岩波書店
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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (550ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000085427

感想・レビュー・書評

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  • 読み終わったー。
    分厚い本だけど、とても読みやすい!





    何回か本筋にそれて、真珠の話や、エデンの園関連のナイル川の氾濫の話とか、興味深い内容も多く載っている。ただ、その話が結構長い(笑)









    地図を照らし合わせながら、読んで行くと、コロンが通ったルートがはっきり見えてくる。

    コロンがアメリカ大陸に辿りついていたとは、はじめて知った。コロン自身は航海中大陸だと気付きはじめていて、それをずうーっと疑問に抱いていたことも、アメリゴの偽りも…新しい発見がいっぱい出来た。




    この本は、なぜ無辜の民インディオへスペイン人が残虐な行為へとはしったのか… そこへ至るまでがしっかり収められている。


    インディアスの破壊のなんとかって言うラス・カサスの本を読んだとき、いきなり残虐な行為が生々しく綴られて字に目を背けたくなるような衝撃を受けたけど、やっとその行為に至った経緯が見えてきた。






    そして、インディオのマヨバネクス王の言葉は、深い愛に溢れていて、胸が熱くなって涙が出た…。

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