岩波講座 現代工学の基礎〈10〉半導体材料とデバイス 《材料系VII》・工学の歴史 《技術関連系I》
- 岩波書店 (2001年7月25日発売)
本棚登録 : 8人
感想 : 2件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本
- / ISBN・EAN: 9784000109901
作品紹介・あらすじ
現代工学を目指す初学者が、半導体デバイスの仕組みを知り、その材料について全体像を把握して、以後の学習に役立たせることを目的とする『半導体材料とデバイス』と、社会の近代化のなかで、技術がどのように工学へと性格を変えていったか、という点に焦点を合わせ、その過程が、文化圏の違いにそれぞれどのような特徴を示してきたか、ということを描き出す『工学の歴史』の2冊セット。
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
「半導体材料とデバイス」と「工学の歴史」の2分冊。
「半導体材料とデバイス」は、半導体で広がる世界。npといった理論や、発光ダイオード・光ファイバ・各種センサなどの解説が続く。コンピュータにも近い分野であるし、私も大学の授業で軽くかじったが…。恥ずかしながら、理解は追いついていない。もっと理解を深めていきたい分野の一つ。
「工学の歴史」は、「工学」とは何か、から入り、組織・大学などを各主要国の歴史から見ていく本。後半はエジソンはじめ工学の分野で名を残した偉人たちの伝記的な解説もある。論調は一貫して堅いが、奥深い世界で読み甲斐は有る。
全2件中 1 - 2件を表示