岩波講座 物理の世界 物質科学入門〈3〉凝縮系における場の理論―フェルミ液体から超伝導へ

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  • Amazon.co.jp ・本 (82ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000111218

作品紹介・あらすじ

量子力学にしたがう粒子が多数集まると、超伝導や相転移など、個々の粒子のふるまいからは想像もつかない豊かな物理現象が現われる。このような凝縮系を記述する言葉ともいえる場の理論を、温度グリーン関数、線形応答理論といった巧妙な手法とあわせて解説する。それをもとに電子間の斥力からいかにして超伝導が出現するかを示す。

著者プロフィール

1942年兵庫県小野市に生まれる。大阪大学大学院理学研究科博士課程中退。東京大学物性研究所、静岡大学工業短期大学部、京都大学基礎物理学研究所、京都大学大学院理学研究科に勤め、2006年定年退職。京都大学名誉教授。理学博士。専門は理論物理学。『電子相関』『凝縮系における場の理論』(いずれも岩波書店)などを著し、磁性や超伝導に関する理論を専門分野とした。市民と科学者の内部被曝問題研究会会員。
原発・環境問題の著書としては以下の共著がある。『環境危機はつくり話か』(2008年、緑風出版)、『原発問題の争点』(2012年、緑風出版)、『福島への帰還を進める日本政府の4つの誤り』(2014年、旬報社)『放射線被曝の争点』(2016年、緑風出版)などを分担執筆。

「2021年 『汚染水海洋放出の争点』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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