岩波講座 物理の世界 地球と物理の世界〈3〉元素はいかにつくられたか―超新星爆発と宇宙の化学進化
- 岩波書店 (2007年9月27日発売)
本棚登録 : 26人
感想 : 4件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (143ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000111485
感想・レビュー・書評
-
図書館で借りた。
宇宙の話。星が進化や爆発することで核反応が起き、陽子を多く持った元素になっていく…という流れで、元素が”つくられる”。
矮星、超新星、爆発、銀河、ブラックホール…宇宙物理学の話を勉強できました。さすがに難度が高かったが、他の宇宙の本にもトライしてみたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
請求記号・420.8/No
資料ID・100050641 -
超新星爆発を始めとする星の進化と終焉の中で、様々な元素がいかに作られていくかを解説したもの。この本は単独の著者ではなく7人で書かれているので、似たような話が出てきたりもする。
核融合によって水素からヘリウム、鉄まで徐々に形成されていく過程、またそれが0.1秒ほどで重力崩壊により爆縮する過程など面白い。50億度を超えるとFeのコアが作られるが、それ以上は光分解が起こり鉄はバラバラの陽子、中性子、ヘリウムに分解するから、このプロセスでは鉄より重い元素は生まれない。これとは異なる、中性子の吸収による鉄より重い元素の形成についての説も興味を覚えた。 -
超新星や極超新星などはスケールが大きくワクワクする。自分を構成する元素がどれだけの過程を経てつくられたか、壮大すぎてちょっと想像もしにくい
全4件中 1 - 4件を表示