現代の現代性――何が終わり、何が始まったか (岩波講座 現代 第1巻)
- 岩波書店 (2015年10月23日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000113816
作品紹介・あらすじ
私たちが生きるこの現代社会で、いま何が終わり、何が始まっているのだろうか。人間にとっての「共同性」と「戦争」の意味、9・11(同時多発テロ)、3・11(東日本大震災と原発事故)をはじめとした危機的転換もふまえ、諸論考と討議を通して考える。各分野の第一人者が集結し、グローバルな現代社会の現在とそのゆくえに関心のあるすべての読者に向けて問題提起する。
感想・レビュー・書評
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資料ID:81601055
請求記号:308||I||1
配置場所:工枚特集①
(※配置場所は、レビュー投稿時のものです。)
☆特集展示「SDGs特集」☆
SDGsを特別なものとしてではなく「自分ごと」として捉え、それぞれの活動、生活の中に浸透できるようSDGsを理解し社会課題に関心を持つことを目的としています。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
【資料ID: 1117022553】 308-I 95-1
http://opac.lib.saga-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB19833148 -
岩波講座 現代1
『現代の現代性―― 何が終わり,何が始まったか――』
■編集委員:大澤真幸,佐藤卓己,杉田敦,中島秀人,諸富徹
■体裁=A5判・上製・カバー・304頁
■定価(本体 3,200円 + 税)
■2015年10月22日
■ISBN 978-4-00-011381-6 C0310
私たちが生きるこの現代社会で,いま何が終わり,何が始まっているのだろうか.3.11(東日本大震災と原発事故)をはじめとした危機的転換の意味もふまえ,諸論考と座談会を通して考える.
執筆者は,全編集委員のほか,ジョン・ダワー,西谷修,斎藤美奈子,野家啓一,加藤典洋,橋爪大三郎,吉岡斉,斎藤環,広井良典.
<https://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/01/X/0113810.html >
【目次】
刊行にあたって [v-vi]
目次 [vii-ix]
I 現代をどう捉えるか
1 不在の他者に開かれた民主主義〔大澤真幸〕 003
2 歴史から見た21世紀の科学技術〔中島秀人〕 043
3 国家と市場〔諸富 徹〕 069
4 政治の現在と未来〔杉田 敦〕091
5 デジタル社会における「歴史」の効用〔佐藤卓己〕 105
II 共同性・戦争・現代
[討議]人間の「共同性」から考える〔大澤真幸/中島秀人/西谷 修/斎藤美奈子〕 123
第二次大戦後の戦争とテロリズム〔ジョン・ダワー〕 159
III 何が終わり,何が始まったか
1 哲学の可能性と不可能性〔野家啓一〕 221
2 ゾーエーと抵抗〔加藤典洋〕 241
3 終わりの始まりとしての,宗教〔橋爪大三郎〕 269
4 戦後秩序破壊と科学・技術〔吉岡 斉〕 291
5 こころのトポスはどう変わったか〔斎藤 環〕 325
6 ジェンダーという新概念〔斎藤美奈子〕 355
7 成長/ポスト成長〔広井良典〕 361