日本近代史 (2) (岩波全書セレクション)

著者 : 今井清一

• 岩波書店 (2007年11月22日発売)

感想・レビュー・書評

[桜美林大学図書館さんの感想 · 2022年7月13日]

https://cool.obirin.ac.jp/opac/volume/892409

[katchamanさんの感想 · 2011年4月26日]

３冊シリーズの１冊ですが、３冊を通して読むことをお薦めします。

大正デモクラシーに代表される「下から」の運動も、いつのまにか体制に組み込まれていきます。そして、古今東西、国内の不満を外に向けさせるために、ときの権力者は戦争を始めます。

この国に、人権が存在したことがあったのでしょうか？

著者プロフィール

1924年群馬県生。横浜市立大学名誉教授。専攻は日本近代政治史。
［主な著書］『昭和史』（共著、岩波書店）、「震災にゆらぐ」（『記録現代史日本の百年5』）、「成金天下」（同6、以上、筑摩書房）、「大正デモクラシー」（『日本の歴史23』中央公論社）、『日本近代史II』（岩波書店）、『開戦前夜の近衛内閣』（青木書店）、『新版　大空襲5月29日』、『横浜の関東大震災』（以上、有隣堂）。

「2008年 『史料集　関東大震災下の中国人虐殺事件』 で使われていた紹介文から引用しています。」