アジアを語ることのジレンマ: 知の共同空間を求めて

著者 :
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000220088

作品紹介・あらすじ

経済的一体化の進む東アジアで、新しい歴史教科書、南京事件の評価、靖国公式参拝などをめぐって、国家間で歴史認識の溝が際立つようになっている。グローバル化が、民族の感情記憶の固定化・パターン化をもたらすという、皮肉な現象をどうとらえたらよいのか。日中間の歴史問題の磁場に身を置き、知識人同士の知的対話の試行錯誤を通して、アジアという共通の思考空間が開けていく、葛藤と省察の記録。

著者プロフィール

中国社会科学院文学研究所研究員

「2021年 『思想史の中の日本と中国 第II部』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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