市井風流: 俳林随筆

著者 :
  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000221467

作品紹介・あらすじ

風流遊蕩に徹し粋に生きた江戸の俳人・数寄者達の世界。其角、嵐雪、太祇、名も知られぬ遊女から、荷風、吉井勇、芥川龍之介、吉田一穂にいたる、江戸から近代まで選びぬかれた俳句、連句、短歌を味わいつつ、綿密な考証と評釈の成果が語られる。また、俳諧研究・蒐集に尽くした在野の文人達、柴田宵曲、岡倉谷人、三村竹清らの文業が、随所に紹介される。

著者プロフィール

昭和4年1月3日東京生まれ。早稲田大学文学部演劇科卒業。日本テレビ勤務などを経て、昭和49年以降は著述業に専心。平成10年、単独選考による加藤郁乎賞を創設し、後進の育成に力を注ぐ。24年5月16日心不全により没、享年83。句集、詩集、評論集、考証研究、小説集など著書多数。昭和41年、句集『形而情學』で室生犀星詩人賞受賞。平成19年、詩、俳句、俳諧研究にわたる業績に対して文化庁長官賞を受賞。評論集『市井風流』と句集『晩節』では、山本健吉文学賞評論部門と俳句部門をダブル受賞。

「2016年 『加藤郁乎作品撰集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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