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- Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000224604
作品紹介・あらすじ
海は人びとの心を運び、文化を運び、いのちを響かせる。鐘崎海女との出会いから、海に生きる女たちを訪ね、その声を聞いて歩く日々から三〇年-。かつて聞き書きを重ねた地をふたたび訪ね直すと、海や村の姿はすっかり変わった。人びとの暮らしも変わったのだろうか。生活の変化に地球の病む姿を重ね合わせ、歴史の中に生きた市井の人々の記憶をたどる。
感想・レビュー・書評
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森崎和江さんの晩年の心境を綴った文章。自らの歩き、観察し、記録してきた足跡を振り返りながら九州北部の海辺の町と暮しを、そして現在と過去のの自分を語る。それが、今の私にはもう一つ響いてこない。
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