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- Amazon.co.jp ・本 (338ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000224628
作品紹介・あらすじ
敗色次第に濃厚な一九四三年一〇月、大学生・高専生にたいする徴兵猶予が停止された。学徒出陣の始まりである。続々と死地に送り出された彼らは、この理不尽な戦争での死を受け入れることに苦悶し、厖大な手記を残した。自らの死に納得するために彼らがはらった超人的な努力の悲劇と逆説を、著者はそれらの手記の中に克明に追跡する。前著『ねじ曲げられた桜』で出会った特攻隊員たちへの限りない哀悼の念が、著者に本書を構想させた。
感想・レビュー・書評
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N図書館
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批判的な思考力を持っていたはずの当時の「知的エリート」たちが、なぜ国家のプロパガンダを受容し、あるいは推奨するようにして死んでいったのか。この問いかけはとても興味深かったし、その答えも知りたいと思った。それにしても、こういう学徒兵の心情を追究する書籍というのは、なぜ筆者の感情がもろに出てきてしまうのだろう…。読みにくくて仕方がない!!
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