原子力発電の政治経済学

著者 :
  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000227957

感想・レビュー・書評

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  • 電力関連の作品ではかなり中立的な立場に立つ作品。
    本作の立ち位置は極めて明確で
    ①原子力発電は縮減すべきであり、エネルギー単価が高いため。また核燃料棒は再処理・最終処理の方法が見つかっておらずもはや技術的にも今後発展の余地がない。
    →自民党政権の利益誘導政治の道具にすぎなかった
    →本来政府が保障すべき問題なのに、東電にすべての負担を背負わせた。

    ②垂直統合方式が一番効率がよい。ストックヤード方式に基づいて経営合理性を追求させるべき。
    現在は資源エネルギー庁の方針に基づいて電力会社が運営しているにすぎない。

    ③自然エネルギーよりもLNG火力の方が効率生あり

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