- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000234962
作品紹介・あらすじ
妊娠しても、様々な理由からハードワークを続けざるをえず、その結果「いのち」が失われてしまう-「職場流産」という悲劇。なぜ悲劇は繰り返されるのか。セーフティネットはしっかり機能しているのか。雇用情勢が厳しくなっているいま、妊娠・出産・育児といった局面で働く女性やパートナーが抱えざるをえないリスクは、ますます切実なものとなっている。これは、日本社会の持続可能性にかかわることであり、誰にとっても他人ごとではない。「子を産み育てる人」と、それを「支える人」という両者の視点から、当事者たちの切実な声を描き出す。
感想・レビュー・書評
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いかに女性が子供を生み、育てにくいか。生々しいルポタージュ。
うちの嫁が、産休・育休、そして職場復帰とさせてくれた前の職場がいかに恵まれていたか。
そして家庭でも保育所でも元気に育つ娘を見ると、ありがたい気持ちで一杯になる。 -
そんな環境の妊婦さんもいるんだ!
正直、驚きました。
自分の職場も男性ばかりだし
妊婦になっても今までどおり仕事をこなしてやる、と
思っていたので無理をしたことも何度もあった。
妊娠7ヶ月くらいのときに早朝から深夜まで20時間くらい働きっぱなしだった日もある。
自分が体力があるからといってお腹の子どもはどうなのかわからない。
職場流産の実態を知り、
激務をこなしている妊婦さんがいたら
この本をすすめようと思いました。
知っていて、どうゆう選択をするのかだと思うので。 -
「ひとりっ子でよかった」に続き、図書館で借りて読んだ。嫁さんの見えるところに置いといたりしたが、あまり効果ない様子。