本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000237314
感想・レビュー・書評
-
■体裁=四六判・上製・カバー・368頁
■定価(本体 3,600円 + 税)
■2016年5月13日
■ISBN978-4-00-023731-4 C0032
「個人の尊厳」に含まれるパラドクスを原理的に考察し,九条論・憲法上の権利・憲法判例を再構成する.高い身分の普遍化として「個人の尊厳」を捉える表題論攷の他,憲法的思惟にとって「日本」とはいかなる問題かを分析する諸論攷を集めた待望の論集.
<https://iwanami.co.jp/.BOOKS/02/4/0237310.html>
【目次】
1 「個人の尊厳」という仮構
尊厳と身分
「個人の尊厳」と九条
2 憲法裁判と「個人の尊厳」
裁判所と九条
憲法二一条裁判としての九条訴訟
最高裁判例に現われた「個人の尊厳」――婚外子法定相続分最高裁違憲決定を読む
不起立訴訟と憲法一二条
「命令」と「強制」の間――最高裁判例に潜在する「個人の尊厳」
3 「尊厳」を担う「個人」
憲法学に「個人」像は必要か
自由をめぐる憲法と民法
最高権力者の「表現の自由」
法律家による釜ヶ崎サーガ――「学ぶ」者として、「権力者」として、ふたつの倫理履践の可能性(書評 遠藤比呂通『不平等の謎――憲法のテオリアとプラクシス』)
厳しさと優しさ――広中俊雄先生の思い出に詳細をみるコメント0件をすべて表示
全1件中 1 - 1件を表示