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- Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000240123
作品紹介・あらすじ
1969年、戦後初の左派政権樹立によって、東西融和へ舵を切った西独首相ブラントと、東独のスパイであることを隠し、献身的に仕えた秘書ギョーム。信頼・疑念・友情・裏切り…二人の、そして政権内の複雑な人間関係は、東西ドイツの歴史に何をもたらしたのか?答えのない現代史の謎に迫る傑作。戦後史・ドイツ社会思想史への入り口としても優れたフレイン自身の詳細なあとがき、日本語版解説を収録。
感想・レビュー・書評
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前に読んだ『コペンハーゲン』と同じく、人間に対する信頼感みたいなものが底にあるような気がして心地よい。下敷きになっている歴史的事実について、やや長めのあとがき&解説である程度説明してくれているのも嬉しい。こういうタイプの戯曲が上演される場合、どんな演出になるのかが気になる。
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