「語られないもの」としての朝鮮学校――在日民族教育とアイデンティティ・ポリティクス
- 岩波書店 (2012年6月28日発売)
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感想 : 4件
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- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000258401
作品紹介・あらすじ
いまその存在そのものを問う声が高まるなか、朝鮮学校はいまだに「語られないもの」として存在している。著者は韓国人研究者として、これまで外部からの調査が困難だった朝鮮学校や民族教育の現場で、37カ月におよぶ長期のフィールドワークを行った。その豊富な聞き取り調査やデータからその実像を浮き彫りにする。
感想・レビュー・書評
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■一橋大学所在情報(HERMES-catalogへのリンク)
【書籍】
https://opac.lib.hit-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/1000930858
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社会
思索 -
朝日新聞の書評から1冊。韓国人の著者が自身の京都大学博士論文を書き直したもの。大阪の朝鮮学校のフィールドワークを含め、なかなか知る機会のない朝鮮学校の様子が見て取れて興味深かったです。保護者の考え方も、国籍の状態も様々でした。子どもたちは学校の内と外の切換えがありますし、著者がいう朝鮮人と日本人、二つの舞台で演技するという表現が印象に残りました。
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資料ID:W0170362
請求記号:376.9||So 41
配架場所: 本館2F手動式書架
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