東北「海道」の古代史

著者 :
  • 岩波書店
3.67
  • (1)
  • (1)
  • (0)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 19
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000258449

作品紹介・あらすじ

古代の東日本太平洋沿岸すなわち「海道」地域では、いかなる歴史が繰り広げられていたのか。行政・軍事や交易の重要拠点であった五つのエリアを中心に、人と自然、地域社会と国家がせめぎ合う海道の古代史像を鮮やかに描き出す。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 古代の東北地方のダイナミズムを知ることのできる良著。

  •  3・11の大震災以降、復興が進められ注目を集めている東北地方。 この本は、そんな東北の行政・軍事など、古代からのルーツが分かる本である。古代日本の重要な拠点であった東北地方を知ることで、当時の日本を知ることができる。
     古代史をひもとく上で重要な1冊である。
    (匿名希望 教育学部 国語)

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

1943年、山梨県生まれ。1965年、山梨大学学芸学部卒業、1990年文学博士(東京大学)。国立歴史民俗博物館館長・山梨県立博物館館長を経て、現在、人間文化研究機構機構長、国立歴史民俗博物館名誉教授。 ※2020年2月現在
【主要編著書】『漆紙文書の研究』(吉川弘文館、1989年)、『墨書土器の研究』(吉川弘文館、2000年)、『古代地方木簡の研究』(吉川弘文館、2003年)、『全集日本の歴史2 日本の原像』(小学館、2008年)

「2020年 『交通・情報となりわい』 で使われていた紹介文から引用しています。」

平川南の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×