- Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000263450
作品紹介・あらすじ
科学/技術の未来に向けて、期待と不安が錯綜している。膨大な科学予算が投下され、専門化と実用化が進むいっぽう、若者の科学離れが叫ばれる。科学/技術の進歩が引き起こす様々な社会問題に、科学者は目を背けてはいないか。科学/技術の研究現場に足場を置きつつ、社会と科学を架橋するための創意に富んだ提言。
感想・レビュー・書評
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[ 内容 ]
科学/技術の未来に向けて、期待と不安が錯綜している。
膨大な科学予算が投下され、専門化と実用化が進むいっぽう、若者の科学離れが叫ばれる。
科学/技術の進歩が引き起こす様々な社会問題に、科学者は目を背けてはいないか。
科学/技術の研究現場に足場を置きつつ、社会と科学を架橋するための創意に富んだ提言。
[ 目次 ]
第1部 科学書を読んで考える科学/技術の二一世紀(迷路の中の科学/技術;理科系を解体する―理学知・工学知・知識のモード;創造性豊かな社会を作るために―歴史からのアプローチ;危機に立つ科学史・科学哲学)
第2部 科学技術社会論の挑戦(科学者論は科学者論に留まれるか?;科学論再考 科学における平等と公正)
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科学技術論についての書。科学技術社会論について簡単にまとめてある。
前半でいきなり学力低下批判があったため少し驚いたが、全般的に科学技術のあり方についてコンパクトにまとめていたと思う。
純粋科学のあり方が今後は外部からの影響にさらされることなくということはなくなるのだろう、工学を専攻していた私にはあまり重要であるとは感じないが、このパラダイムの変化(モードの変化と言ったほうが正確かもしれない)、は重要なのであろう。