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- Amazon.co.jp ・本 (174ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000264525
作品紹介・あらすじ
知識を「覚える」ことが子どもの「学び」だろうか。従来の教育への反省から、子どもの体験を重視する教育への転換が求められているが、それぞれの子どもの「問い」と「学び」をはぐくむ授業とは?小学校・中学校で、実践者として子どもの学びを真摯に模索してきた著者が、授業づくりを核においた学校づくりを提案する。長い実践の蓄積がこれからの教師像をイメージさせる、示唆に富む一冊。
感想・レビュー・書評
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感動した。
感動するってまさにこうゆうことだって、思うような心の動きだった。
「序」から、涙が出る揺さぶられよう。終章まで一息だった。
水曜日、小学校の先生が講義にいらして、紹介してくださった本。
既に絶版の本が、すぐに見つかって日曜日に届くのだからAmazon様様だ。なんとなく、長野の書店と思われる出品者を選んだ。
「思いをかけるからこそ、思いがけなさ(出会い・発見)が生まれる。」 (p. 8)
本当にそうだなあ、と思う。
併せて、わたしが言語に対して沢山感じた「思いがけなさ」は、思いをかけたからこその固有のもので、先回りして与えても何にもならない品物だと分かってくる。
最近、学ぶ側のレディネスを大切にし始めた自分がいて、それと重なる部分もある。
そして、誰が言っても同じ言葉だけど、子どもたちと一緒に沢山の思いがけなさと向き合ってきた牛山先生だから、この言葉はこの本は響くんだろうとも思う。わたしが言ったってだめだ。
言葉の持ち主になれるだけの、体験が必要なのは、子どもも大人も一緒だろう。
響く言葉を持ちたい。拓きたい。「総合」をやりたい。これから。
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