- Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000268752
作品紹介・あらすじ
ソクラテス、プラトン、アリストテレス。時空を超えてその名をとどろかせる古代ギリシアの知の巨人たち-彼らが私たちに遺してくれたものは、知を愛し求め、つねに新たな可能性をひらいていこうとする自由な精神の営みそのものである。21世紀の今からみても、古代人の問いはまったく色あせていない。理性と感情のはざまで揺れ動く王女メディアの苦悩は私たちの苦悩でもあり、哲人たちが行なった魂や欲望についての考察は今なおさまざまに議論のきっかけを与えてくれる。古代ギリシアはもちろん遠い。しかしそこで生まれた学説を定まったものとして受け容れるのではなく、一人ひとりが自発的に古代の知性と対話することによって、私たちの思考は必ずや新たな理解へと導かれるだろう。哲学の源へと旅するために、格好の水先案内となる1冊。
感想・レビュー・書評
-
【サポートスタッフ企画展示:2018春 ブックリスト掲載本】
▼LEARNING COMMONS イベント情報
https://lc.nul.nagoya-u.ac.jp/event/?m=201804&cat=5
▼名古屋大学附属図書館の所蔵情報はこちら
https://nagoya-m-opac.nul.nagoya-u.ac.jp/webopac/WB01483096詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
一冊でわかる、といっても、いわゆる入門的な通史ではなくて、
古代哲学の中からいくつかのエピソード、ポイントにしぼってとりあげていくもの。
通史を簡単にさらったあとに読むと、古代哲学をぐっと自分に近づけることができると思う。
なかなか良い本でした。